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iPhone 12シリーズ用純正『レザーケース』長期使用レビュー。MagSafe対応で質の高いケース

iPhone 12シリーズと同時に発表された、MagSafe対応のApple純正レザーケース。僕自身もiPhone 12 Pro Maxの発売と同時に購入し、色々なケースを試しながらも最終的にはメインのケースとして愛用しています。

使い始めて大体3ヶ月ほど経過したので、今回の記事では長期使用レビューとしてレザーの経年変化や「跡が残りやすい」と言われているMagSafeリング周りの様子について紹介していこうと思います。

半年使ってみた様子も別の記事でまとめているので参考にどうぞ。

クオリティに定評のあるApple純正レザーケース

今回紹介していくApple純正のレザーケースは、iPhone 12シリーズから新たに搭載されたMagSafe機構に対応し、専用アクセサリを用いた充電や別売りのレザーウォレットなどを接続できるようになった製品。

iPhone 12 Pro Maxに装着するため事前に購入した様子は、ケースのファーストルック記事でも別途紹介しています。

新品のレザーケース(左)と1年使用したレザーケース(右)

個人的にApple純正のレザーケースは、触れる時間が長いことから経年変化が起きやすく1年の使用でもびっくりするくらい色と質感が変わるところがお気に入り。

唯一2019年のiPhone 11 Pro Max向けケースはすぐに使用をやめてしまったものの、iPhone 7 Plusを使用していたころからメインのケースはApple純正のレザーケースを愛用し続けています。

現在使っているiPhone 12 Pro Maxでも上記の運用は健在。本体デザインを活かすために0.3mmのケースや、透明感が特徴的な耐衝撃ケースを試したりしてきましたが、結局はレザーの質感が好みな純正レザーケースを使い続けています。

こちらが購入から約3ヶ月使用したApple純正のレザーケース。カラーは経年変化が分かりやすいサドルブラウンを愛用しています。

iPhoneは一番大きな『iPhone 12 Pro Max』を使っているため、手でグリップしている場所を除くとまだ新品の質感が残っている部分が多いです。

握るときに触れることの多い本体下部の左右端は、ケースの中でも色の変化がかなり進んでいる印象。

なるべく綺麗に使い続けるように注意していたのですが、一度うっかり手の高さからiPhoneを落としてしまい、ケース角が少しえぐれるように傷ついてしまいました。かなり目立つ傷なのでショックですが、ケースなしで使っていた場合のことを考えるとまだマシか…。

今回のレザーケースで最も気に入っているのは、上の写真のようにiPhone本体のステンレスバンド部分がチラ見えするところ。

本来iPhoneは透明でないケースを装着すると本体カラーを楽しむことができなくなってしまうのですが、純正ケースの場合はステンレスのラインが部分的に露出するようになっています。これが本当に良いアクセントになっていて、個人的にはケース無しで使っている時よりもシャープで格好良く仕上がっているなと感じます。

パシフィックブルーやグラファイトなど暗色系カラーの場合は大きく目立つことは少ないですが、ゴールドやシルバーの2色を使っている場合はケースを装着した時も本体カラーリングを楽しむことができるはずです。

最後に、MagSafeアクセサリーを接続する部分の経年変化についても軽く書いておきます。

MagSafeアクセサリーとしては純正のMagSafe充電器、Belkinの3-in-1充電器のほかサードパーティー製のMagSafe対応モバイルバッテリーの計3つを毎日使っていますが、レザーケースへの影響はちょっと丸い跡が見えるかな…?というレベル。
3ヶ月くらいでは跡はほとんど目立たず、意識して注視するとやっと分かるといった感じなので、実用面で跡がくっきり見えるようになるのは半年~1年後くらいなのかなと思います。

ただしApple純正のMagSafeアクセサリーと異なり、先述したMagSafe対応モバイルバッテリーなどサードパーティー製品は純正品よりも磁力が強いことがあるため、これらの製品を常用する場合は跡が残りやすくなるかもしれません。

レザーケースが欲しいなら第一候補に入る高品質ケース

5年前に発売されたiPhone 7 PlusからApple純正のレザーケースを愛用していますが、iPhone 12シリーズ向けに発売されている本作はケース自体の装着感も高くなっている上、MagSafeに対応していることで利便性も大きく向上し、今まで発売されてきた純正レザーケースの中でもトップクラスに完成された製品だなと感じました。

保護性能の面でも、本作からはLightning端子・マイク/スピーカーグリルといった本体下部の保護も復活し画面を除いた全面がしっかり保護されるようになったため、iPhoneを落下させた時に傷が付いてしまうリスクも低下。デザイン面だけではなくてiPhoneを守るというケース本来の役割もしっかり果たしてくれそうです。

税込で7,480円とスマートフォン用ケースとしてはかなり高価な部類ではありますが、本体をしっかりと守りつつ、レザーならではの経年変化を楽しめるApple純正のレザーケースは「iPhoneにレザーケースを装着したい」という人であれば真っ先に検討してほしいケースです。

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